立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科の雑誌広告で、カフェ潮の路が登場しました。

つくろい東京ファンド代表理事の稲葉が同研究科の特任准教授を務めているというつながりもあり、同研究科のめざす「社会デザイン」の実践例として取り上げていただきました。

この広告は、『ビッグイシュー日本版』320号(10月1日号)『ソトコト』10月号『WIRED』VOL.29に掲載されています。ぜひ手に取ってご覧ください。

広告の文章は、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科の教員の皆さんがカフェ潮の路を訪問し、コーヒーの自家焙煎作業を取材した上で、練られていきました。

カフェ潮の路の雰囲気や目指していることをコンパクトに伝えてくれている文章なので、ぜひご一読ください。

カフェ潮の路。
東ティモールからフェアトレードでやってきた豆。
朝早くから、焙煎は始まります。
豆がはぜる音にじっと耳を澄まして、
ベストのタイミングで豆を出します。
焙煎機から出てきた一つひとつの豆を
丁寧にハンドピックしていきます。
ていねいにていねいに、一杯のコーヒーに思いを込めて。

ここで働く彼らはホームレス経験者です。
常連になったご近所さんが
ふらっとコーヒーを買いに来ます。
困りごとを抱える人も、
支える人たちも集まってきます。
人と人が自然に交わり、支え合う、
ここは「誰もが混ざる場所」なのです。

一人ひとりを大切にする、
それぞれの多様な「生きる」が支えあう、
そういう営みを、それぞれの周りに具体的につくる、
それこそ、私たちが考える現代の社会デザインです。

私たちは、市民社会が直面する様々な問題に、
一人ひとりの思いと知見、行動力を結集し、
ネットワークの力で「いかに向き合うか」、
具体的な方法論を、系統的な理論と実践で探求する、
新しいタイプの大学院です。
さあ、皆さんも、社会デザインの扉を開けてみませんか。

広告にも記載されていますが、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科では10月28日(土)に「オープン大学院」を開催します。稲葉も登壇いたしますので、関心のある方はぜひご参加ください。

第4 回 オープン大学院『社会デザインがやってきた』のお知らせ

フェアトレード&自家焙煎の潮の路珈琲は、オンラインショップでも購入することができます。以下の画像をクリックしてみてください。よろしくお願いします。