一般社団法人つくろい東京ファンドの生活困窮者支援活動にご注目いただき、ありがとうございます。

11月下旬に呼びかけさせていただいた「『つくろいハウス』年末物資カンパのお願い 」は大きな反響があり、約20人の方々から、食材やお米、毛布、タオル、衣類などを送っていただきました。

ご支援いただいた物資は、シェルターに入所した方々への緊急支援や、大みそかの晩に予定している「年越しそばを食べる会」などで活用させていただきます。ありがとうございました。

また、この間、資金のカンパも多くの方々からいただいています。この場をお借りして、お礼を申し上げます。ご支援ありがとうございました。

つくろい東京ファンドの2017年は、これまで行なってきた住宅支援に加え、新たに仕事づくり、居場所づくりに乗り出すなど、激動の一年でした。今年4月にオープンした「カフェ潮の路」は、多くの方々のご協力により、地域で愛される居場所になりました。

「カフェ潮の路」の特徴の一つは、「お福わけ券」。これは、カフェに来たお客さんが自分の分だけでなく、「次に来る誰か」のためのランチ代、コーヒー代を先払いする仕組みです。

この「お福わけ券」は大きな反響を呼び、今月には700円券の累計売り上げ枚数が500枚を突破しました。200円券も百数十枚が販売されています。

カフェに来たお客さんだけでなく、つくろい東京ファンドオンラインショップでもたくさんの方に買っていただいています。

「お福わけ券」は、欧米のホームレス支援カフェでよく見られるPay it Forwardのシステムをアレンジしたものです。日本ではまだ馴染みの薄い仕組みなので、当初はどうなることかと思っていましたが、予想以上に多くの方に買っていただき、スタッフ一同、感謝しています。

カフェ潮の路は、12月26日(火)が年内最後の営業日(12~17時)になります。年明けは1月9日(火)からです。

2018年も、市民の力でセーフティネットのほころびを修繕していく事業を広げていきたいと考えています。今後とも、よろしくお願いいたします。