3月28日(木)、つくろい東京ファンドは新たなプロジェクト立ち上げのためのクラウドファンディングを開始しました。
「今夜、行き場のない人」を路頭に迷わせないため、団体の枠を越えた基金を作りたい!- クラウドファンディングCAMPFIRE
今日も、誰かの緊急事態。でも、東京には「傘」がない。
世代、国籍、SOGI……あらゆる分断を越えて、誰も路頭に迷わせない東京をつくるため、8団体協働で緊急一時宿泊時の宿泊費拠出と横断的な調査をおこなう「東京アンブレラ基金」を立ち上げます。
近年、さまざまな分野で対人援助を行なっている都内の団体が、住まいを喪失した相談者(対象は、路上生活者、十代の若者、LGBT、難民などそれぞれ)への緊急支援としてネットカフェやビジネスホテルなどの宿泊代等を自腹で支給するケースが増えているという話を聞く機会が増えてきました。
そこで、つくろい東京ファンドとして「東京アンブレラ基金」という基金を設立し、各団体が実施する緊急支援に対して、1人あたり1泊3000円(4泊まで)の助成をおこなうという仕組みを作ることにしました。
「アンブレラ」という言葉には、「雨露をしのぐことのできる場所」という意味を込めています。
社会的には、さまざまな分野で活動をする団体が連携をすることで、「世代や国籍、SOGIといった様々な分断を越えて、誰も路頭に迷わせない東京をつくる」というメッセージを打ち出していきたいと考えています。
現時点で、「東京アンブレラ基金」の協働団体となることが決まっているのは、以下の7団体です。
・NPO法人TENOHASI(路上生活者支援)
・一般社団法人Colabo(若者支援)
・認定NPO法人難民支援協会(難民支援)
・LGBTのハウジングファーストを考える会・東京(LGBTの生活困窮者支援)
・NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク(子ども支援)
・避難の協同センター(原発事故避難者支援)
・NPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス(人身取引被害者支援)
また、広報や調査研究では、「東京ストリートカウント」の取り組みで知られるARCHにご協力いただいています。
集まった資金は、クラウドファンディングの手数料を除き、全額が直接支援に使われます。
クラウドファンディングの成否はSNSでの拡散にかかっています。
ぜひ情報の拡散にご協力ください。キャンペーンは6月15日まで続くので、よろしくお願いいたします。
※以下の画像をクリックすると、クラウドファンディングのページに移ります。
また、5月12日(日)には下記のイベントも開催いたします。ぜひご参加ください。