「ほしぞら医療班」

7月の「ほしぞら医療班」の活動をご報告いたします。
「ほしぞら医療班」は、TENOHASI(てのはし)が毎月第二・第四土曜日に開催している炊き出し相談会で医療相談を実施しました。

7月13日

配食には527人の方が並ばれ、医療相談にはのべ81件の相談があり、紹介状を一通発行しました。
配食に並んでいる際、熱中症が疑われる症状で自力で立てなくなってしまった方もおり、ボランティアの医師・スタッフが対応しました。
また相談ブースにも、似た症状で身体の具合が悪いという相談が数件ありました。うち一件はスタッフが病院まで付き添いました。

この日は準備のさなかに雨が降り出し、ブースの設営などに手間取りましたが、ボランティアの皆さまのご協力により無事に相談会をおこなうことができました。
ご参加くださったボランティアスタッフは、医師4名、看護師4名を含む17名でした。

「ほしぞら医療班」7月13日の活動の様子。
医療相談を行っているブースの一つ。
赤い看板に「ほしぞら医療班」のロゴが写っている。
医師が利用者の方と話している。
「ほしぞら医療班」7月13日の活動の様子。
雨を避けるためにたてられたテントと医療相談を行っているブースがいくつか写っている。
看護師や医師が相談に乗っている。

7月27日

配食には539人の方が並ばれ、医療相談にはのべ75件の相談がありました。うち3件がこころの相談でした。
相談に来られる方の中には脱水症状や水分不足が疑われる方も多く、必要な方にはお水や経口補水液をお渡ししました。
この日も前回と同じように雨に降られ、テントを設営しての相談会となりました。

ご参加くださったボランティアスタッフは、医師6名、看護師2名を含む17名でした。

「ほしぞら医療班」7月27日の活動の様子。
雨の中、たてられたテントの中で医療相談を行っているブースがいくつか写っている。薄暗くなり、テーブルに置かれたランタンが煌々と光っている。
看護師や医師が相談に乗っている。
利用者の方にはぼかしが入っている。

7月は先月から引き続き、かゆみ止め軟膏、冷却シート、虫除けスプレーを希望される方が多くいらっしゃいました。
また、この激しい暑さのなかでは当然ですが、熱中症が疑われる相談が非常に多くなっています。加えて、風邪症状を訴える方も多くいらっしゃいました。

緊急支援

7月の緊急支援の相談対応件数は83件でした。
そのうち「せかいビバーク」の新規利用が25件。面談対応・宿泊/食糧支援・申請同行などを含む伴走支援51件ありました。
加えて、他団体とのネットワークからつながった方や、オンラインでの相談対応7件ありました。

「せかいビバーク」のロゴ。
画像の左に犬のキャラクター。
右側にテキストで
【「緊急お助けパック」で生活支援につながる
せかいビバーク
Powered by つくろい東京ファンド】
と記載されている

「ほしぞら医療班」の活動や、緊急支援などをはじめとして、つくろい東京ファンドは今後も活動を続けてまいります。
引き続きのご支援、ご協力、またご注目お願いいたします。