「ほしぞら医療班」

10月の「ほしぞら医療班」の活動をご報告いたします。
「ほしぞら医療班」は、TENOHASI(てのはし)が毎月第二・第四土曜日に開催している炊き出し相談会で医療相談を実施しました。

10月12日

配食には572人の方が並ばれ、医療相談にはのべ85件の相談がありました。うち、フットケアが5件、こころの相談が1件ありました。
ご参加くださったボランティアスタッフは、医師3名、看護師2名を含む14名でした。

10月12日のほしぞら医療班の活動の様子。

10月26日

配食には605人の方が並ばれました。600人を超えるのは6月以来のことです。医療相談にはのべ88件の相談がありました。うち、フットケアが5件、こころの相談が1件でした。また、紹介状を一通発行しています。
ご参加くださったボランティアスタッフは、医師7名、看護師3名を含む20名でした。

10月26日のほしぞら医療班の活動の様子。

10月に入り、風邪薬をお求めになる方が非常に増えました。夜の冷え込みが厳しくなったからか、カイロをお求めになる方も増えています。

緊急支援

10月の緊急支援の対応件数は114件でした。
そのうち、「せかいビバーク」の新規利用が34件。面談対応・宿泊/食糧支援・申請同行などを含む伴走支援が74件ありました。
加えて、他団体とのネットワークからつながった方や、オンラインでの相談対応が6件ありました。

新規の利用件数は9月の2倍、また全体の件数も1.3倍増加傾向にあります。
寒さが本格化してきたことから、「たまの路上が耐えられなくなった」という声も聞かれています。
これから年の瀬が迫るなか、早くも予断を許さない状況になってきたと言えそうです。

寄付をお願いするぬいちゃんの画像

「ほしぞら医療班」の活動や、緊急支援などをはじめとして、つくろい東京ファンドは今後も活動を続けてまいります。
引き続きのご支援、ご協力、またご注目お願いいたします。