「ほしぞら医療班」

11月の「ほしぞら医療班」の活動をご報告いたします。
「ほしぞら医療班」は、TENOHASI(てのはし)が毎月第二・第四土曜日に開催している炊き出し相談会で医療相談を実施しました。

11月9日

配食には550人の方が並ばれ、医療相談にはのべ84件の相談がありました。医療相談では、来日から間もない難民申請者の方のご利用もありました。
また、紹介状を1通発行しました。
この日も医師や看護師をはじめとして多くのボランティアスタッフにご参加いただきました。

11月9日のほしぞら医療班の活動の様子。

11月23日

配食には617人の方が並ばれました。これは過去最多の数字となります。医療相談にはのべ97件の相談がありました。
この日も医師や看護師をはじめとして多くのボランティアスタッフにご参加いただきました。

11月23日のほしぞら医療班の活動の様子。
赤い看板に、つくろい東京ファンドマスコットのネコのぬいちゃんが描かれたほしぞら医療班のロゴが貼られている。
11月23日のほしぞら医療班の活動の様子。
フットケアの様子。

10月から引き続き、風邪薬をお求めになる方が非常に増えています。また、冷え込みが厳しくなりカイロを希望される方も多い状況です。

緊急支援

11月の緊急支援の対応件数は167件でした。
そのうち、「せかいビバーク」の新規利用が37件。面談対応・宿泊/食糧支援・申請同行などを含む伴走支援が118件ありました。
加えて、他団体とのネットワークからつながった方や、オンラインでの相談対応が12件ありました。

伴走支援の件数は10月の倍以上となりました。また、全体の件数1.5倍と10月に引き続き増加傾向にあります。
以前からつながっていた方が、厳しい寒さに耐えられず改めて相談や対応を必要とされるケースや、ご自身で求職活動に努めていたものの、さまざまな事情から仕事に就くことができず公的支援へのアクセスのサポートを必要とされるケースなどが目立っています。
10月、11月と確実に増加傾向にあるなか、12月も厳しい状況が続きそうです。

寄付をお願いするぬいちゃんの画像

「ほしぞら医療班」の活動や、緊急支援などをはじめとして、つくろい東京ファンドは今後も活動を続けてまいります。
引き続きのご支援、ご協力、またご注目お願いいたします。