平素から私たちの活動にご支援、ご注目いただき、ありがとうございます。
12月23日から開始したクラウドファンディング「この冬、誰も路上で凍えさせない~見えない壁を越えて宿泊と住まいを届けたい!」はおかげさまで、320人を超える方々にご支援いただき、ネクストゴールの目標額(300万円)を達成することができました。皆様のご支援、ご協力に心から感謝申し上げます。
つくろい東京ファンドは2014年の設立以来、「住まいは基本的人権である」との理念に基づき、ハウジングファースト型の住宅支援を進めてきました。
2020年以降は、民間の困窮者支援団体に助けを求めに来られる方が多様化。私たちの活動も、単身高齢者が多くを占める路上生活者への支援に加え、ネットカフェに暮らす若者からのSOSを受け止め、路上生活に至る直前の段階でサポートする緊急宿泊支援、入国まもない難民への住宅・生活・日本語の支援など、活動が多角化しています。
また、個別の援助だけでなく、支援活動の現場から見えてきた「セーフティネットのほころび」を修繕するため、社会に問題を発信し、国や自治体に制度・政策の改善を働きかけるソーシャルアクションにも力を入れています。
この冬も、各スタッフは「住まいの貧困とハウジングファースト」、「緊急宿泊支援」、「いのちのとりで裁判と2025年度以降の生活保護基準」、「桐生市生活保護違法事件」、「ホームレス化する難民への支援」等、さまざまなテーマで各メディアから取材を受け、独自の発信も続けています。
つくろい東京ファンドYouTubeチャンネルでは、各スタッフによる活動報告や配信イベントの動画をアップしておりますので、ぜひご覧ください。チャンネル登録もよろしくお願いします。
11月末から2月末にかけて、各スタッフが執筆や取材協力をした記事・報道をテーマ別に紹介します。ぜひご参考にしてください(全文を読むには登録が必要な記事もあります)。
1. 住まいの貧困とハウジングファースト
【12月2日】「今夜行き場所がない」―住まいを失った人の暮らしを立て直すアプローチ“ハウジングファースト”を知る(稲葉剛インタビュー) -LIFULL HOME’S PRESS
【1月14日】「ハウジングプアと住まいの貧困について」(ゲスト:稲葉剛)-文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(音声動画)
2. 緊急宿泊支援
【11月30日】困窮者の「ビバーク」支える「緊急お助けパック」 寒さが身に染みるほど需要も増え…提供団体が見た実態(佐々木大志郎インタビュー)-東京新聞
【1月25日】「スマホなくなったら詰んじゃう」貧困の29歳 充電切れが迫り(取材協力:佐々木大志郎)… -朝日新聞デジタル
3.いのちのとりで裁判と2025年度以降の生活保護基準
【12月5日】「心や体が弱っている人がまともな暮らしができるとは思えない」 「下げるな!上げろ!」 生活保護基準額をめぐり450人が集会 -生活ニュースコモンズ
【12月25日】軽んじられる困窮者の命。引き下げ案とか500円引き上げとか、ふざけんな!(小林美穂子)-マガジン9
【1月27日】キャベツの値上がり「年金生活者」「生活保護者」の健康にも影響…“経済的・精神的に追いつめられている”深刻な実態とは(取材協力:小林美穂子) -弁護士JPニュース
【2月25日】生活保護費減額 いのちのとりで裁判と「貧困」の意味(稲葉剛) -毎日新聞「政治プレミア」
4.桐生市生活保護違法事件
【2月10日】生活保護半減の理由を説明しない桐生市。調査団は第三者委の期限延期を求める要望書を提出
【2月15日】(「最後の安全網」 半減の衝撃:5)生活保護抑制、国の動きにも「責任」(取材協力:稲葉剛)-朝日新聞
5.ホームレス化する難民への支援
【11月29日】「難民ホームレス危機」の解消を!入管庁に緊急申入れを行いました。
【12月10日】野宿の妊婦も支援されず 難民条約加入40年超、支える法律なき日本 -朝日新聞デジタル
【12月11日】真冬の駅、子ども2人と震えた 公的支援だけなら「みな死んでいた」(取材協力:大澤優真、武石晶子) -朝日新聞デジタル
【1月22日】少数派含めた「私たち」へ 「命と健康」で負のトランプ効果に抗する(大澤優真) -朝日新聞デジタル
【2月15日】路上生活に追い込まれる「妊婦」も…「難民申請者」取り巻く厳しい状況、支援団体はどこまで持ちこたえられるか(大澤優真、武石晶子インタビュー) -弁護士ドットコムニュース
