「ほしぞら医療班」

3月の「ほしぞら医療班」の活動をご報告いたします。
「ほしぞら医療班」は、TENOHASI(てのはし)が毎月第二・第四土曜日に開催している炊き出し相談会で医療相談を実施しました。

3月8日

この日、東京は真冬並みの寒さとなりました。夕方から降り始めた大粒の雨が次第に雪に変わるなか、配食には401人の方が並ばれ、医療相談にはのべ53件の相談がありました。うち、フットケアが7となっています。
悪天候のなか、医師や看護師を含む、13人ボランティアスタッフにご参加いただきました。

ほしぞら医療班3月8日の活動の様子。
雪が降るなか、テントを張ったブースの中で医療相談を行っている。

3月22日

配食には585人の方が並ばれ、医療相談にはのべ92件の相談がありました。うち、2件こころの相談5件フットケアでした。また、紹介状2通発行しています。
困窮している外国籍の方も相談に訪れました。
この日は、医師や看護師を含め、16人ボランティアスタッフにご参加いただきました。

ほしぞら医療班の3月22日の活動の様子。医療相談を行なっている。
ほしぞら医療班の3月22日の活動の様子。医療相談を行なっている。

徐々に気温の高い日も増えてきたものの、夜の冷え込みは依然として厳しいこともあり、風邪薬やカイロを希望される方が多くいました。また、花粉症の薬も多くお出ししています。

緊急支援

3月の緊急支援の対応件数は123件でした。
そのうち、「せかいビバーク」の新規利用が25件。面談対応・宿泊/食糧支援・申請同行などを含む伴走支援が91件ありました。
加えて、他団体とのネットワークからつながった方や、オンラインでの相談対応が7件ありました。

3月は、対応件数が高い水準で推移していた11月〜2月と比べると、若干の減少傾向となりました。
そうしたなか、20代をメインとして不安定な就労状態にある方々からのご相談や、過去に相談のあった方から再度ご相談をいただくといったケースが目立ちました。

寄付をお願いするぬいちゃんの画像

「ほしぞら医療班」の活動や、緊急支援などをはじめとして、つくろい東京ファンドは今後も活動を続けてまいります。
引き続きのご支援、ご協力、またご注目お願いいたします。