「ほしぞら医療班」

4月の「ほしぞら医療班」の活動をご報告いたします。
「ほしぞら医療班」は、TENOHASI(てのはし)が毎月第二・第四土曜日に開催している炊き出し相談会で医療相談を実施しました。

4月12日

配食には599人の方が並ばれ、医療相談にはのべ90件の相談がありました。うち、フットケア6件歯の相談2件こころの相談1件となっています。
医師や看護師を含む、15人ボランティアスタッフにご参加いただきました。

「ほしぞら医療班」の4月12日の活動の様子。
手前にほしぞら医療班のロゴが貼られた看板が写っており、その奥で歯科相談が行われている。
4月12日の「ほしぞら医療班」の活動の様子。
ブースの一つで医療者のボランティアが相談を行っている。

4月26日

この日は、相談会の直前に通り雨に降られ、夜にかけて気温の下がった1日でした。
配食には563人の方が並ばれ、医療相談にはのべ83件の相談がありました。また、紹介状3通発行しています。
この日は、医師や看護師を含め、21人ボランティアスタッフにご参加いただきました。

寒暖の差が大きい日が続いたこともあり、風邪症状を訴えられる方が多くいらっしゃいました。また、花粉症のご相談なども寄せられました。

緊急支援

4月の緊急支援の対応件数は158件でした。
そのうち、「せかいビバーク」の新規利用が35件。面談対応・宿泊/食糧支援・申請同行などを含む伴走支援115件ありました。
加えて、他団体とのネットワークからつながった方や、オンラインでの相談対応が8件ありました。

前月は減少傾向にあったものの、4月は打って変わって年末年始と同水準の対応件数となりました。20代〜40代の方のご相談が多い傾向です。また、以前にもご相談があった方と再度つながって対応するケースも目立っています。
「年末年始」など限られた期間ではなく、住まいや仕事・生活が恒常的に不安定な状況にある方が多くいらっしゃるということが、実数としても示された形です。

寄付をお願いするぬいちゃんの画像

「ほしぞら医療班」の活動や、緊急支援などをはじめとして、つくろい東京ファンドは今後も活動を続けてまいります。
引き続きのご支援、ご協力、またご注目お願いいたします。