「ほしぞら医療班」
5月の「ほしぞら医療班」の活動をご報告いたします。
「ほしぞら医療班」は、TENOHASI(てのはし)が毎月第二・第四土曜日に開催している炊き出し相談会で医療相談を実施しました。
5月10日
この日、朝から降り続いていた雨は相談会の頃には止み、雨よけのテントをたてることなく相談を行うことができました。
配食には551人の方が並ばれ、医療相談にはのべ81件の相談がありました。
うち、フットケアが6件、歯の相談が3件、こころの相談が1件となっています。また、意見書を1通発行しました。
医師や看護師を含む、14人のボランティアスタッフにご参加いただきました。


5月24日
この日は相談会が始まる頃から雨が降り出し、肌寒さを感じる中での相談会となりました。
配食には565人の方が並ばれ、医療相談にはのべ67件の相談がありました。また、意見書を4通発行しています。
この日は、医師や看護師を含め、17人のボランティアスタッフにご参加いただきました。
寒暖の差が大きい日が続いたこともあり、風邪症状を訴えられる方が多くいらっしゃいました。また、花粉症のご相談なども寄せられました。


緊急支援
5月の緊急支援の対応件数は111件でした。
そのうち、「せかいビバーク」の新規利用が22件。面談対応・宿泊/食糧支援・申請同行などを含む伴走支援が84件ありました。
加えて、他団体とのネットワークからつながった方や、オンラインでの相談対応が5件ありました。
先月は年末年始と同水準の対応件数となっていたなか、5月は減少傾向となりました。
年末年始から半年近くにわたって続いてきた「山」を越したと言えそうですが、大幅に減少しているわけではありません。
また、対応のうち20代〜40代の方が全体の72%近くを占めるという状況も続いています。

「ほしぞら医療班」の活動や、緊急支援などをはじめとして、つくろい東京ファンドは今後も活動を続けてまいります。
引き続きのご支援、ご協力、またご注目お願いいたします。