つくろい東京ファンドの住宅支援事業

つくろい東京ファンドでは、「住まいは基本的な人権である」という理念に基づき、空き家や空き室を活用した住宅支援事業を展開しています。

2020年3月現在、中野区、新宿区、墨田区、豊島区の4つの区で、計25部屋を確保し、シェアハウスやシェルター、東京の高家賃に悩む若者向けのシェアハウスの運営を行なっています。

中野区:つくろいハウス

中野区沼袋のビルのワンフロアを借り上げて運営しているシェアハウス(6部屋)です。
家賃は月額53,700円、共益費(水光熱費込み)6,000円ですが、入居者の状況に応じて減免の制度もあります。
入居をご希望の方は、「お問い合わせ」フォームからご連絡ください。
また、近隣に借り上げアパートを2部屋確保しています。

中野区:虹色ハウス(LGBT支援ハウス)

2018年、LGBTの当事者団体の関係者を中心に「LGBTハウジングファーストを考える会・東京」が結成され、クラウドファンディングで得た資金をもとに、LGBTの生活困窮者専用のシェルターとして「虹色ハウス」(LGBT支援ハウス、中野区内に1室)が開設されました。

つくろい東京ファンドは、「LGBTハウジングファーストを考える会・東京」と連携をして、「虹色ハウス」の住宅支援部門を担っています。

墨田区:ハナミズキハウス

ファミリー向けの空き家物件を活用して、東京の高家賃に悩む若者向けのシェアハウス(3部屋)を運営しています。
また、ハナミズキハウスでは月2回、「ことといこども食堂」を開催しています。全国でも珍しい「空き家を活用したシェアハウスで開催されるこども食堂」です。

豊島区:ちはやハウス・しいなハウス等

2016年、新たに豊島区内に個室シェルター「ちはやハウス」(2部屋)、「しいなハウス」(4部屋)を開設しました。その後、他のアパートの居室も確保し、2019年11月現在、池袋地域で計9室を借り上げています。これらの住宅は、池袋地域でホームレス支援を行なっている諸団体と連携して運営しています。

池袋では、ホームレス支援NPOのTENOHASIや、国際NGOの「世界の医療団」が中心となり、「東京プロジェクト(ホームレス状態の人々の精神と生活向上プロジェクト)」が行なわれてきました。

このプロジェクトは、ホームレスの人の中に知的障害や精神疾患を抱える人の割合が高く、その人たちに支援の手が届いていないことを踏まえ、障害や疾患を持つ人々が野宿から脱却し、地域で安定した生活をおくれるように医療・保健・福祉などの総合的なサポート体制を構築することを目的としています。

北海道・浦河の「べてるの家」の流れを汲む「べてぶくろ」や、「精神科訪問看護ステーションKAZOC」もこのプロジェクトに参加し、障害や疾患を抱える元ホームレスの人たちの地域生活を支えるネットワークが育まれてきました。

2016年春から、つくろい東京ファンドも正式にこのプロジェクトに加えていただき、プロジェクト名も「ハウジングファースト東京プロジェクト」と改称することになりました。2017年には国際NGOの「ハビタット・フォー・ヒューマニティ」も加入し、現在、7団体でプロジェクトを運営しています。

今後、豊島区及び中野区で徐々に部屋数を増やし、「ハウジングファースト」型の支援を実践していく予定です。

東京アンブレラ基金

2019年、つくろい東京ファンドは様々な分野で活動をする都内の団体と連携をして、「東京アンブレラ基金」を立ち上げました。

「東京アンブレラ基金」は、世代、国籍、SOGI……あらゆる分断を越えて、誰も路頭に迷わせない東京をつくるため、各団体の協働で緊急一時宿泊時の宿泊費拠出と横断的な調査をおこなう基金です。詳細は基金の専用ページをご覧ください。