このたび、「東京アンブレラ基金」の本格運用がスタートし、事務局から以下の協働団体に対して、緊急宿泊支援の実績に基づく助成を行ないました。
今回、助成を行なったのは、以下の3団体が2019年4月27日から8月31日までの間に実施した緊急宿泊支援です。
・NPO法人TENOHASI 16件(路上生活をしている男性が中心)
・一般社団法人Colabo 8件(家庭に居場所がない10代の女性が中心)
・NPO法人ピッコラーレ 2件(行き場のない妊婦が中心)
計30人近い方が「今夜、行き場がない」という状態から抜け出し、支援につながることができました。
10月以降は月ごとに支援実績に基づいた助成を行ないます。
また、「東京アンブレラ基金」の公式サイトもオープンしています。ぜひご覧ください。
東京アンブレラ基金とは
見えやすい形の「ホームレス」の方が減少する一方、「今夜、行き場のない人」が多様化し、増加している現状を踏まえ、都内のさまざまな団体が実施する緊急宿泊支援への助成と調査研究を目的として設立されました。事務局は、一般社団法人つくろい東京ファンドが務めています。
2019年3月から6月まで実施した「基金」設立のためのクラウドファンディングでは、741人の方から6,113,500円ものご支援をいただきました。これらを原資とする形で、各協働団体への緊急宿泊費の助成を9月よりスタートしました。
●東京アンブレラ基金協働団体のご紹介(2019年9月現在)
・NPO法⼈ TENOHASI http://tenohasi.org/
・⼀般社団法⼈ Colabo https://colabo-official.net/
・認定NPO法⼈ 難⺠⽀援協会 https://www.refugee.or.jp/
・LGBTハウジングファーストを考える会・東京 https://lgbthf.tokyo/
・NPO法⼈ 豊島⼦どもWAKUWAKU ネットワーク https://toshimawakuwaku.com/
・避難の協同センター https://hinan-kyodo.org/
・NPO法⼈ ⼈⾝取引被害者サポートセンター ライトハウス https://lhj.jp/
・NPO法人 ピッコラーレ https://piccolare.org/
・ARCH(調査協⼒) https://archcd.wixsite.com/arch
※各協働団体の代表者のインタビュー記事は、noteでご覧になれます。
※「東京アンブレラ基金」へのご寄付については、こちらのページをご覧ください(以下の画像をクリックしてください)